先日友人が結婚しました。
お寺に嫁いだのですが、今まで普通の式にしか参列したことのなかった私にとってお寺での式は興味深い物でした。
小さな子供達がそれぞれ供えるものを運ぶのですが、まず始めは蓮をかたどった器に立てられたロウソク。
赤いロウソクと金の器、袴の黒という3色のコントラストがキレイでした。
次は振り袖の女の子たちが運んだ生花。
振り袖に描かれた花々と、器の生花でなんとも華やかな色彩でした。
最近はドレスが主流ですが、この日友人が着たのは白無垢。
お色直しには赤い緋色の色打ち掛け、その後に青竹のような緑の振り袖とすべて着物づくし。(赤と緑は補色関係にあります)
このように日本らしい和服の結婚式に出席すると着物の美しさをシミジミ感じます。
着付けは面倒ですし、たたむのも一苦労ですが、たまには着物を着て出かけたいものです。