今では多くの女性がお化粧をしています。
それはキレイになるためだったり、日焼けを防ぐためだったり、理由は様々ですが古代の日本人にとって顔に色を塗るのは別の意味がありました。
体や顔に色を塗ることで病気を治したり、災いから逃れようとしていたのです。
呪術のような意味もあったのですね。
このとき使われていたのは主に赤色顔料。
赤は血の色、火の色、生命の色です。
神聖な色として、また権力の象徴として赤が使われていたのかもしれません。
ところでこの時代。
あたりまえですが、ウォータープルーフではなかったので水に濡れると落ちてしまいました。
なんとか長持ちできないか、ということで入れ墨が始まったと言われています。
現代でもアイラインの入れ墨があったりしますよね。
今日の写真は古代がテーマだったので「埴輪(はにわ)」にしました。
数年前に神戸の友人が、私の誕生プレゼントとして贈ってくれたものです。
はじめから帽子はかぶっていたのですが、これを見た大分の友人がマフラーを編んでくれました。
持つべきものは良い友人です。