みなさんにはそれぞれの四季のイメージする花の色があると思います。
私の場合、春は桜のピンク、花畑から赤やオレンジ、黄緑といったカラフルな明るい色。
夏は向日葵の黄色。
秋なら紅葉の赤。
そんな中、最も多く青をや紫を思い出させるのが梅雨です。
紫陽花の色は明るい光の中でも美しいのですが、雨にぬれた姿も大変風情があります。
みなさんもご承知のように、紫陽花の色は土壌の質(アルカリなのか酸性なのか)によって変化します。
その花弁の一枚一枚のグラデーションは見ていて飽きません。
雨ばかりで何かと気の滅入ってしまう季節。
しかし傘をさして雨のしずくの付いた紫陽花の群生を眺めていると、その美しさに梅雨も良いなんて感じてしまいます。