震災からの余波で首都では停電が続いています。
これにより一般家庭の太陽光発電が使えなかったり、逆に原発からエコで安全なイメージの太陽光発電が注目されたりしています。
太陽光発電に使われているのは太陽の光です。
しかし現在販売されている太陽光発電は、電気エネルギー変換効率が20%以下だといわれています。
これは太陽から出ている可視光と呼ばれる電磁波を利用しているためです。
ところが実際には、太陽からは可視光以外の赤外線、紫外線といった電磁波も出ています。中でも赤外線は太陽光エネルギーの40%強を占めています。
これらの波長も全て電気エネルギーに変換できるようになれば、発電所に頼らなくでも済むかもしれません。
昨年北海道大学が、赤外光を電気エネルギーに変換する方法論を明らかにしました。実現が楽しみですね。